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[JANOG57]NETCON体験記

M.Junya
M.Junya
[JANOG57]NETCON体験記

NETCONに挑戦

こんにちは。
2008年度入社、M.Junyaです。

今回が技術者ブログの初投稿となります。
拙い点もあるかと思いますが、温かい目でご覧いただけますと幸いです。

参加動機

今回、JANOG57(Japan Network Operators’ Group Meeting 57) にて開催された、
ネットワークエンジニア向けインフラ切り分けコンテスト 「NETCON」 に参加しました。
(※JANOG57/NETCONともに公式情報へのリンクを掲載しています)

NETCONは、ネットワーク障害を模した環境に対して原因を切り分け、
限られた時間の中で復旧・解決を目指す、非常に実践的なコンテストです。

社会人としてインフラ/ネットワークの開発・運用に携わっておよそ17年。
近年は部下を持ち、技術的な判断や育成に関わる立場になる中で、
次のようなことを考えるようになりました。

・資格では測りきれない 実践的な技術力 を、自分はどれほど持っているのか
・部下から見て、本当に頼れるエンジニア でいられているのか
・子どもに対して、社会人として 形ある成果(数字) を見せられないか

こうした思いから、自身の立ち位置を客観的に測る場として
NETCONへの参加を決意しました。

結果

結果としては、初参加としては11位でまずまず という感覚です。

正直なところ、「もう一段上を狙えたのでは」という悔しさもありますが、
業務との両立の中で十分な準備時間を確保しきれなかった点を踏まえると、
現時点の実力を可視化できたという点で、大きな収穫がありました。

事前準備

今回の参加にあたり、以下の準備を行いました。

チームメンバへの参加動機付け

個人参加ではありますが、同じ会社から挑戦する仲間がいることは精神的にも大きな支えになります。
上長にも相談の上調整いただき、最終的には数名の参加について合意を得ることができました。

参加意欲を維持するための工夫

実際に参加して感じたのは、NETCONは技術力だけでなく、

・集中力
・判断力
・メンタルの安定

といった要素も強く求められるという点です。
そのため、以下を意識して準備しました。

・参加に伴う 稼働時間の確保
・当日、同じ場所に集まり 一体感を持って取り組める環境の整備

自己学習

過去のNETCON開催内容を振り返ると、

・EVPN
・Segment Routing(SR)

といった分野が、比較的高いレベルで問われている印象を受けました。
L2/L3領域については日常業務で扱っているものの、
理解を改めて整理する目的で、ベンダーの高度資格取得も一つの目標として学習を行いました。

Day1 ~全体像把握とスケジューリング~

競技開始は21:00からで、
初日は競技環境の把握と問題傾向の確認が中心となりました。

問題構成は以下の通りです。

・現地問題(8問)
・ワイガヤ(5問) ※公式SLACK内で相談OK
・レベル1(15問)
・レベル2(13問)
・レベル3(13問)

問題数の多さと開催日程(5日間)を踏まえ、
初日中にレベル1を解き切る必要があると判断しました。

Day2 ~参加メンバーとの現地交流~

自社の会議室を貸し切り、自社メンバーと合流しました。

接続方法のレクチャーや、レベル1を解き終えたメンバーからの質問対応を進めつつ、
この時点で未着手だったワイガヤ問題にも取り組みました。

一方で、レベル2を今日中にある程度進めないと厳しいと感じ、
解散後も帰宅して作業を継続しましたが、一部は部分点で割り切る判断となりました。

Day3 ~誕生日おめでとう~

この日は息子の4歳の誕生日でした。
お祝いを終えた後、再び競技に向き合います。

レベル3になると難易度は一気に上がり、
解けそうな問題を慎重に選別する必要がありました。
この辺りで自身の限界も見え始めますが、
「まだ諦めるには早い」と言い聞かせて取り組みました。

Day4 ~現地問題~

午後から会場へ移動し、現地問題に挑戦しました。

例年の印象から比較的短時間で解けるものと想定していましたが、
参加者数増加や時間制限の影響で、想定以上に時間を要しました。

※運営側の皆様に対する非難の意図はございません。

会場では他社参加者の方と一緒に問題を考える場面もあり、
自然と会話が生まれ、
「この業界は多くの技術者に支えられている」と実感しました。

Day4_after ~JANOG懇親会~

懇親会では多くの方とお話しする機会があり、
技術者としての信念やこだわりを強く感じました。

学生の参加も多く、日本のネットワーク業界の将来は
明るいと感じさせられる時間でした。

LastDay ~幼稚園の参観日~

最終日は時間的にもかなり厳しい状況でした。

参観に集中しつつも、
頭の片隅では解き切れなかった問題が離れず、
終了間際に一つ気付きはあったものの、
残念ながら間に合わず、ここで終了となりました。

それでも、限られた時間の中でやり切れたという感覚はありました。

終わってみて

NETCONは単なるコンテストではなく、
自分が今どのレベルで戦えているのかを突き付けられる場だったと思います。
一方で、現場で積み重ねてきた経験が確実に活きた場面も多く、
これまでの取り組みが無駄ではなかったと再確認できました。
今回の経験は、今後の業務や部下の育成、
技術的な判断を行う上でも大きな糧になると感じています。
機会があれば、また挑戦したい——
そう思える貴重な経験でした。

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