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【法学部出身・未経験から1ヶ月でCCNA合格】戦略的学習と実機演習で駆け抜けた新入社員研修3ヶ月間の記録

はじめに

こんにちは!10月に入社いたしました、とある新入社員です。

私は大学時代、法学部に所属していました。ITとは全く無縁の世界で、六法全書や判例を読み込む日々。PCもレポート作成やネットサーフィンに使う程度で、ネットワークやサーバーの知識は「ほぼゼロ」という状態からのスタートでした。

入社から3ヶ月。濃密な研修期間を終え、1月からいよいよ現場配属となります。今回は、文系未経験の私がどのようにしてITの基礎を習得し、専門資格の取得に挑戦したのか、そのプロセスを振り返ります。

研修のハイライト:戦略的に掴み取ったCCNA一発合格

今回の研修期間中で、一つの大きな目標として取り組んだのが**「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」**の取得です。

  • スケジュール: 11月1日から学習を開始し、12月1日に受験。
  • 結果: 見事、一発合格!

未経験からの挑戦でしたが、研修初期のIT基礎研修を通じてネットワークの概念をある程度理解できていたため、学習自体はスムーズに進めることができました。合格までを支えたのは、以下の3ステップのプロセスです。

1. 全体像の概観と「実機演習」での体感

まず入門的なテキストでネットワークの全体像を把握した後、**「実機演習」**に臨みました。構成図とタスクが与えられ、実際のスイッチやルーターを操作して設定を行う研修です。 「理論上の動き」と「目の前の機器の挙動」を照らし合わせるこの演習があったことで、机上の空論ではない、地に足のついた理解を得ることができました。

2. 「点と点が線になる」集中研修(CCNA 8 Days)

実機に触れた経験を持った状態で、外部講師による集中研修に参加しました。実機演習で抱いた細かな疑問が、講師の解説によって「あの設定はこういう意味だったのか!」と次々に解消され、バラバラだった知識が鮮やかな一本の「線」として繋がる感覚がありました。

3. 問題集による自習追い込み

最後に、固まった知識をアウトプットの形で定着させるため、自習期間で問題演習を繰り返しました。この「概観→体感→深掘り→定着」というサイクルが、短期間での合格の秘訣だったと感じています。

技術研修:現場で役立つスキルの習得

CCNAの勉強と並行して、インフラエンジニアとしての土台となる技術も幅広く学びました。

1. Linux研修(LPICレベル1相当)

「サーバーを動かすOS」であるLinuxについて学びました。マウス操作ではなく、コマンド(黒い画面)でシステムを制御する感覚は新鮮でしたが、法学部の学習で培った論理的な思考を活かし、設定の仕組みを整理しながら学ぶことができました。

2. クラウド研修(AWS / Azure)

物理的なサーバーだけでなく、現代のインフラに不可欠なクラウド技術についても触れました。AWSAzureの両方を体験し、画面上の操作だけで瞬時にサーバーが構築されるスピード感に圧倒されました。オンプレミス(物理)とクラウドの両面を学べたことは、今後の大きな強みになると確信しています。

社会人としての土台作り

技術だけでなく、プロの社会人としての基礎も磨きました。

  • ビジネスマナー研修: 名刺交換や電話応対を通じ、「相手に敬意を払う」というマナーの本質を学びました。
  • チームワーク体感研修: 仲間と協力して課題を解決するワークを通じ、インフラの仕事は決して一人では成立せず、チームでの連携が不可欠であることを痛感しました。

法学部での学びと言語化された「アナロジー思考」

今回の研修を経て一番の驚きだったのは、「法学部での学び」と「ITインフラの学び」が非常に高い親和性を持っていたことです。

11月初頭に受講した「ものの見方研修」という講義の中で、私は**「アナロジー思考(類推)」**という言葉に出会いました。もともと無意識に行っていた思考習慣でしたが、この研修で言語化されたことにより、技術の理解が飛躍的に加速しました。

例えば、ネットワークのプロトコル(規約)を学ぶことは、社会のルールである「法律」を読み解くことと非常によく似ています。また、複雑なシステム構成を理解するプロセスは、複数の条文を組み合わせて一つの事案を解決する「法解釈」のアプローチそのものでした。

このように、全く異なる分野であっても「論理的な構造を把握し、ルール(仕様)に基づいて最適解を導き出す」という思考プロセスは共通しています。法学部で培ったこの思考スタイルが、未知の技術領域に対する理解を深める強力な助けとなりました。専門外だと思っていた過去の経験が、エンジニアとしての適性にうまく作用したことは、大きな自信に繋がっています。

これからの意気込み

1月からは、いよいよ配属先での業務が始まります。 研修で得た「CCNA一発合格」という結果と、培った学習のコツ、そして自身の思考スタイルを武器に、現場でさらに多くのことを吸収していきたいと考えています。

一日も早くお客様やチームに貢献できるエンジニアになれるよう、これからも学びを止めずに走り続けます!

最後までお読みいただきありがとうございました。 「文系だから……」と迷っている方がいれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。これまでの経験が、思いがけない形でエンジニアとしての武器に変わるはずです!

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