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AWSの良く使うサービスまとめてみた

はじめに
こんにちわ。IT基盤本部の小野です。AWSにはたくさんのサービスがありますがどんどん追加されていきます。サービス名から想像しにくいなと感じたり、一言でいうの何?、結局どのサービス良く使うの?となり自分なりに理解するためにもまとめてみました。
まとめるにあたり社内のクラウドエンジニアに聞いたり、多数のブログやAWSドキュメントを参考にしました。
参考:AWS公式ドキュメント
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/
代表的なサービス
Amazon EC2 (Elastic Compute Cloud)
- 仮想マシン(インスタンス)を提供するサービス。自由度が高く、用途に合わせてインスタンスを選択可能。
Amazon S3 (Simple Storage Service)
- オブジェクトストレージサービス。高い耐久性とスケーラビリティを誇り、静的サイトホスティングやバックアップにもよく利用される。
Amazon RDS (Relational Database Service)
- マネージド型のリレーショナルデータベース。MySQL、PostgreSQL、MariaDB、Oracle、SQL Serverなどをサポート。
AWS Lambda
- サーバーレスアーキテクチャを実現するFaaS(Function as a Service)。コードをアップロードすれば、イベント発生時に自動実行。
Amazon DynamoDB
- フルマネージドのNoSQLデータベース。高速かつスケーラブルで、JSON形式のデータも扱える。
Amazon CloudFront
- CDN(コンテンツ配信ネットワーク)サービス。世界中のエッジロケーションを介して、高速でコンテンツを配信。
Amazon Route 53
- DNSサービス。ドメインの登録やトラフィックルーティング、ヘルスチェック機能を提供。
AWS IAM (Identity and Access Management)
- ユーザー、グループ、ロールなどのアクセス制御を集中管理するサービス。セキュリティの要。
Amazon EBS (Elastic Block Store)
- EC2にアタッチして使用するブロックストレージ。データの永続化や耐久性を担保。
Amazon VPC (Virtual Private Cloud)
- 仮想ネットワーク環境を作成するサービス。ネットワークのセキュリティやサブネットを柔軟に設定可能。
AWS CloudWatch
- AWSリソースのメトリクスやログ、イベントを監視するサービス。可用性やパフォーマンスの向上に活用。
AWS CloudFormation
- インフラをコードで管理(IaC)するサービス。テンプレートを用いてAWSリソースの自動デプロイや更新が可能。
Amazon SQS (Simple Queue Service)
- メッセージキューサービス。分散アプリケーション間の非同期通信を実現。
Amazon SNS (Simple Notification Service)
- メッセージ通知サービス。メールやSMS、他のAWSサービスへの通知を集約管理。
Amazon Aurora
- RDSの一種で、MySQLやPostgreSQL互換の高性能データベース。高速かつスケーラブル。
Amazon Redshift
- データウェアハウス(DWH)サービス。大量データの分析を高速で処理できる。
AWS Fargate
- コンテナのサーバーレス実行環境。Amazon ECSやEKS上でコンテナを動かす際に、サーバー管理が不要。
AWS Elastic Beanstalk
- PaaS(Platform as a Service)型のデプロイサービス。アプリケーションコードをアップロードすれば、自動で環境構築。
AWS Glue
- データのETL(抽出・変換・ロード)をマネージドで提供するサービス。データカタログ機能も備える。
Amazon Kinesis
- リアルタイムデータストリーミングを扱うサービス群。ログデータやアプリケーションのイベント収集に利用。
AWS Step Functions
- サーバーレスワークフローサービス。複数のLambdaやAWSサービスを組み合わせた状態管理を容易にする。
AWS CodeCommit
- Git互換のソース管理サービス。プライベートリポジトリをAWS上で安全にホスト。
AWS CodeBuild
- 継続的インテグレーション(CI)サービス。ソースコードをビルド・テストしてパッケージ化を自動実行。
AWS CodePipeline
- 継続的デリバリー(CD)サービス。CodeCommitやCodeBuildと連携し、自動的なデプロイパイプラインを構築。
AWS CodeDeploy
- アプリケーションの自動デプロイを行うサービス。EC2やオンプレミス環境にも対応可能。
AWS Organizations
- 複数のAWSアカウントを一括管理するサービス。セキュリティポリシーや課金を集中管理できる。
AWS Secrets Manager
- アプリケーションで使用する認証情報やキーなどを安全に保管・ローテーションするサービス。
AWS Parameter Store (SSM Parameter Store)
- システムパラメータや設定情報を管理するためのサービス。Secrets Managerよりも軽量な用途に適する。
AWS Config
- AWSリソースの変更履歴を追跡し、コンプライアンスチェックを行うサービス。構成のバージョン管理に役立つ。
Amazon ECR (Elastic Container Registry)
- Dockerイメージを保存・管理するレジストリサービス。ECSやEKSとの連携が容易。
最後に
サービスの詳細情報はサービスガイドhttps://docs.aws.amazon.com/ja_jp/で学ぶことができますのでそちらでご覧ください。
最後に、私達は一緒に成長できる仲間やビジネスパートナーを随時募集しております。気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
※本記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属する組織の見解を代表するものではありません。