• HOME
  • 記事一覧
  • たまごっちとAWS 最新のたまっごっち「Tamagotchi Uni」がスゴイ!
  • 趣味
  • クラウド

たまごっちとAWS 最新のたまっごっち「Tamagotchi Uni」がスゴイ!

T.Ichina
T.Ichina
  • メタバース
  • たまごっち
  • AWS IoT
  • AWS
たまごっちとAWS 最新のたまっごっち「Tamagotchi Uni」がスゴイ!

はじめに

こんにちは、入社5年目・分析チーム所属の髙島です。
突然ですが、、皆さんはたまごっちで遊んだことがありますか?

たまごっちとは、1996年に日本でバンダイから発売開始された小型電子ゲームです。
たまごっち内で誕生した「たまごっち」にごはんやおやつを与えたり、しつけをしたりして育成を楽しむものです。

今回は最新のたまごっちとそれに取り扱われているクラウド技術に関する記事を書こうと思います。

私のたまごっちとの思い出

私は幼稚園~小学校中学年くらいまで、たまごっちで遊んでいました。たまごっち内のキャラクターである、まめっちや、めめっちが描かれたTシャツを着たり、たまごっちだけでなく、たまごっちに関連したDSのゲームでも遊んでいました。

小学校入学前の校長先生との親子面談では、校長先生に「小学生になるにあたって不安なことはありますか?」と聞かれ、親よりも先に『たまごっちが心配です』と答え、「じゃあ校長先生が育ててあげるから毎朝校長室にたまごっち持っておいで!」と言われました。
さすがに持っていきませんでしたが、それくらいたまごっちファーストで生活している子でした。

参考:株式会社バンダイ「たまごっちの歴史」:https://toy.bandai.co.jp/series/tamagotchi/smart/history/

実は高校3年間とあるおもちゃ屋さんでアルバイトをしておりました。
そのお店では高校生アルバイトでも商品案内のために販売しているおもちゃについて遊び方や特徴を把握していないといけなかったため、その時期のたまごっちに関しても情報は押さえいました。

16年ぶりにたまごっちをゲット

先日、最新のたまごっちをゲットしました。最新のたまごっちの製品名は「Tamagotchi Uni」です。 
参考:株式会社バンダイ「Tamagotchi Uni 製品詳細」:https://tamagotchi-official.com/us/series/uni/

※この製品は2023年6月に発売されているため、ご存知の方には復習のような内容になるかもしれませんが、改めてお楽しみいただければ幸いです。

この歳でたまごっちを買った理由は、平成リバイバルブームで街中でたまごっちに関する雑貨・ガチャガチャ等をよく見かけるようになり、やりたくなってしまったからです。非常に単純です。
実家にある古いたまごっちでもよかったのですが、同世代のインフルエンサーの方が最新のたまごっちを育成している姿に影響され、最新のたまごっちをゲットすることにしました。特にこの時点では新機能についてはよく知りませんでした。

実際に購入し触ってみて、基本的なたまごっちの育成方法や操作方法、操作音は昔のたまごっちと変わらず、懐かしさを感じる一方、この時代ならではの新機能が色々とありました。

今回はTamagotchi Uniならではだと感じた「たまシッター」「たまごっちとWi-Fiの出会い」「Tamaverse(たまバース)」の3つの機能・仕組みをご紹介します。

Tamagotchi Uniの特徴3点

①たまシッター

これはベビーシッター制度で、たまごっちの世界でもシッターさんがおり、日中たまごっちをシッターさんに預けることができます。
小学校入学前の私がこの機能を知ったら泣いて喜ぶと思います。
この機能のおかげで過去の私のような幼稚園や学校にたまごっちを持っていけない子、また今の私のようなずっとたまごっちをいじっていられない社会人でもたまごっちを育成できます。
ただし、18時までにたまごっちを迎えに行かないと、たまごっちがいじけてしまいます。現実世界のように延長保育はないようです。。。いじけてしまうというのがまたリアルですね。

②たまごっちとWi-Fiの出会い

なんと、Wi-Fiが搭載(内蔵)されました。
Wi-Fiが搭載されたことで、たまごっちがインターネットに接続され、できることの幅が一気にレベルアップしました。
定期的なアップデートや運営から季節限定アイテムの配布、育てているたまごっちのプロフィール画像をスマートフォンに転送することが可能になっています。

保護者の方の中には「子供がたまごっちでインターネット上の誰かと接触することはないのか」という心配をされる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、Tamagotchi Uniには特定の誰かとメッセージでやり取りする機能はなく、あくまでもたまごっち≒アバターが触れ合うだけなのでその心配は無用かと思います。

③Tamaverse(たまバース)

たまごっち限定のメタバース空間「Tamaverse(たまバース)」が存在しています。インターネット接続が可能になったTamagotchi Uniならではの機能だと思います。
Tamaverseに接続すると、世界中のたまごっちと触れ合うことができ、海外限定のアイテムの購入や海外のたまごっちとのお見合い→デート→結婚までできます。
昔のたまごっちでもたまごっち同士のお見合い機能はありましたが、インターネットに接続されたことでたまごっち同士の国際結婚が実現可能になりました。

ずっとたまごっちを育てていて飽きないのか?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
有料のTamaverse Ticketを購入しダウンロードすることで、限定のたまごっちキャラクターやアイテム・ゲームと出会うことができ、進化可能なたまごっちのキャラクターの種類も増えるため飽きることがないです。

『Tamaverseすごい…どういう仕組みなんだろう…』と思い、ネットで調べてみたところ、以下のAWSの記事が出てきました。
参考:Amazon Web Services ブログ「大規模台数のたまごっちへ AWS IoT Jobs で高速かつ高効率にファームウェアを配信する方法」
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-iot-jobs-for-bandai-tamagotchi

AWS IoTが採用されているそうです。
データ処理をAWS IoTに任せ、クラウド上にサーバを置くことで、昔から変わらない小ささのままのTamagotchi Uniが誕生したようです。Tamaverse上の操作感は本当にスムーズです。

ここでまたセキュリティ面で「気づかないうちに個人情報がAWSを通じて流出してしまうことがあるのでは?」といった心配を抱くお父さんお母さんがいらっしゃるかもしれません。
参考:株式会社バンダイ「Tamagotchi Uni 玩具のプライバシーポリシー」
https://tamagotchi-official.com/privacypolicy/toy/uni/jp

tamagotchi-official.com によると、AWSに提供している情報は各たまごっちに割り振られている機器IDとIPアドレスのみで、登録したニックネームや生年月日はたまごっちから流出する可能性はないそうです。
子供も遊ぶおもちゃということもあってかなり安全に作られていることが分かります。さすがバンダイ様です。

さいごに

最新のたまごっち「Tamagotchi Uni」とその最新機能について紹介をさせていただきました。

このようなおもちゃにもAWSが使われているとは思ってもいませんでした。
これまで、あまりAWSに触れてこなかった私ですが、たまごっちをきっかけにAWSへの興味が湧きました。

平成初期~中期に多くの日本人がハマった、たまごっちがインターネットの力でこのように進化しています。
昔と今を比べながらご家族でたまごっちを楽しんでみてはいかがでしょうか。

もしこの記事を読んでTamagotchi Uniをゲットした方がいらっしゃいましたらぜひ通信しましょう!!!!!

追記:先日たまごっちを通して幼馴染と6年ぶりに再会し、通信をして遊んだ際の画像も載せておきます。

『たまごっち』『Tamagotchi Uni』『Tamaverse』は株式会社バンダイの登録商標です。

新着記事一覧へ